2010年03月24日
徳田千鶴子馬酔木副主宰作品
旅にして
雁落ちて凍星ひとつ殖やしけり
鳥雲に栗駒岳鳴子鬼かうべ
一椀の温きにほぐれ旅ごころ
薄明のささやき満ちて木の芽山
草餅や手を挙げて呼ぶ渡し舟
日蓮の土牢に生れ雀の子
油まじ古き港の鯨塚 千鶴子
雁落ちて凍星ひとつ殖やしけり
鳥雲に栗駒岳鳴子鬼かうべ
一椀の温きにほぐれ旅ごころ
薄明のささやき満ちて木の芽山
草餅や手を挙げて呼ぶ渡し舟
日蓮の土牢に生れ雀の子
油まじ古き港の鯨塚 千鶴子
Posted by 水月 at 09:13│Comments(0)
│俳句