2010年08月16日
馬酔木9月号
雲海の底ひ樹林の啄木鳥こだま
駒鳴くや頭上の雷鼓遠のくも
白樺の小瀬塞ぐ蕗茂りけり
袋角馳せる十勝の笹原野
蝦夷仙入開く日の出の乳牛舎 沼澤石次
つつじ山燃えそめたりと雲雀なく
雨雫かがやくあしたリラ咲ける
朴の花天へ歓喜の盃をあぐ
雪あまた残る登路や水芭蕉
道白く染めてアカシア降り続く 墓田まさこ
駒鳴くや頭上の雷鼓遠のくも
白樺の小瀬塞ぐ蕗茂りけり
袋角馳せる十勝の笹原野
蝦夷仙入開く日の出の乳牛舎 沼澤石次
つつじ山燃えそめたりと雲雀なく
雨雫かがやくあしたリラ咲ける
朴の花天へ歓喜の盃をあぐ
雪あまた残る登路や水芭蕉
道白く染めてアカシア降り続く 墓田まさこ
Posted by 水月 at 09:50│Comments(0)
│俳句
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