2011年04月20日
馬酔木俳句集(昭和46年9月)
初夢の師の御眉の寿
朴の花今年見ざりし命かな
水中花培ふごとく水を替ふ
蛍籠われに安心あらしめよ
ねぎらはむ鮎を買ひ来し見舞妻 波郷
灯して八十八夜夫と在り
病院がわが家の如し瓜刻み
蘇る大きひかりや蛍籠
綿虫の双手ひらけばすでになし
ひとたびは夫帰り来よ曼珠沙華 あき子 馬酔木俳句集より
朴の花今年見ざりし命かな
水中花培ふごとく水を替ふ
蛍籠われに安心あらしめよ
ねぎらはむ鮎を買ひ来し見舞妻 波郷
灯して八十八夜夫と在り
病院がわが家の如し瓜刻み
蘇る大きひかりや蛍籠
綿虫の双手ひらけばすでになし
ひとたびは夫帰り来よ曼珠沙華 あき子 馬酔木俳句集より
Posted by 水月 at 16:15│Comments(0)
│俳句
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